吸収率の高いカルシウムが豊富な粉チーズ
チーズの中でも水分量の少ないパルメザンチーズなどを粉末にしたのが、粉チーズ。発酵・熟成中に、乳酸菌の働きでたんぱく質の一部はアミノ酸やペプチド(アミノ酸が結合したもの)にまで分解され、おいしく、また消化吸収しやすくなっています。
良質のたんぱく質やビタミンA、B2ほか、牛乳に由来する栄養成分が凝縮されている粉チーズ。中でも豊富なのはカルシウムです。カルシウムは骨や歯の健康を保つほか、筋肉の収縮、心臓を規則的に正しく活動させるのに重要な働きをしています。
ところが、カルシウムは吸収率が悪く、腸で1/3しか吸収されません。日本人に不足しがちな栄養素でもあります。 チーズのカルシウムはたんぱく質と結合しているため吸収率がよく、手軽なカルシウム源として活用したい食品です。
[ 作り方 ]
(1)下準備をする
型にオーブンシートを敷き込みます。薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるいます。
(2)具材を準備する
ブロッコリーは小房に分け、ソーセージは半分の長さに切ります。ミニトマトはヘタを除いて半分に切ります。プロセスチーズは長さ2cmの1cm角に切ります。
(3)生地の材料を混ぜる
ボウルに卵を割り入れ、油、牛乳、粉チーズ、塩・コショウを加えて、泡立て器でよく混ぜます。ここに(1)のふるった粉を加えてよく混ぜます。
(4)型に入れる
(1)の型に(3)の1/3量ほどを流し入れ、平らにならします。(2)のブロッコリーとソーセージの各1/2量を並べ、残りの生地の1/2量を流し入れて平らにならします。残りのブロッコリー、ソーセージをのせて、残った生地を流し入れてならし、ミニトマトとプロセスチーズをのせます。
(5)オーブンで焼く
(4)を180度に予熱したオーブンで、40分を目安に焼きます。
卵、サラダ油、牛乳、粉チーズ、塩・コショウをすべてボウルに入れ、よく混ぜる。
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生地と具材を交互に入れる。ブロッコリーとソーセージ各1/2量はギュウギュウに詰めて、さらに生地をのせる。
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野菜類は焼くと縮まるので、最後に並べる具材もぎっしりと。
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