都市より農村のほうが子育てに適していると考え、農村や漁村への定住願望を持つ都市の住民が増えていることが内閣府の調査で分かりました。
調査によりますと、子育てに適しているのは農山漁村地域だと答えた人は半数の50.0%に上り、都市地域だとした人の39.5%を上回りました。なかで も、20代では56.8%が農山漁村地域が適していると答えています。また、都市に住む住民に農山漁村地域に定住したい願望があるか尋ねたところ、「あ る」と答えた人は31.6%と9年前の調査より11ポイント増えました。こちらも年代別では20代が38.7%と最も高くなっています。ただ、都市側、農 村側の住民ともに、農山漁村地域には仕事がないことを問題点として挙げています。政府は、調査結果を安倍政権が力を入れる「地方創生」のための人口減少対 策に活かす考えです。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000032331.html