長岡市栃尾地域の伝統行事「石積み」が7日、同地域を流れる刈谷田川河川敷であった。参加者らは幼くして亡くなった子どもたちの冥福を祈りながら、「天まで届け」と河原の石を積み上げていた。
石積みは、地獄の鬼たちが休むといわれる七日盆(8月7日)に合わせ、親より早く亡くなってしまった子どもたちを供養しようと、肉親が早朝に石を積んだのが始まり。
この日は午前5時ごろから地元住民ら約20人が参加。僧侶の読経が響き、辺りが厳かな雰囲気に包まれる中、参加者らは真剣な表情で大小の石を高く積み上げ、石塔を築いた。【湯浅聖一】
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