日中両政府は4日、中国の使用期限切れ食肉が日本国内に出回った問題に関する「食の安全」協議を月内にも開く方向で調整に入った。中国が日本の開催提案に応じる意向を伝えてきた。複数の日本政府関係者が明らかにした。
政府筋によると、協議は関係当局の実務者レベルを想定している。使用期限切れ食肉問題が発生した中国国内で開催する方向で検討を進める。
協議で日本側は、食肉が日本国内に輸入された経緯や、今後の再発防止策について意見交換したい考え。協議は必要に応じ、断続的に実施する見通しだ。
中国が協議に応じる意向を示した背景には「食の安全」問題に積極的に取り組む姿勢を示すことで、中国の食品に対する日本国内の懸念を和らげる狙いがあるとみられる。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140804/plc14080422520017-n1.htm