イチおし、今回のテーマは「魚焼きグリル」でした。魚を焼くものというイメージが強いグリルですが、実は肉料理、揚げものの温め直し、さらには本格的なイタリアンピザまで、さまざまな料理に活躍する万能調理器具なんです!そのおいしさのヒミツは、400度を超える高温調理にあります。番組では、その実力を科学的に徹底研究。さらに、同時におかずを4品も作れてしまう“夢のワングリル料理”や、グリルでできちゃうゆで卵、グリルで焼く本格ピザをご紹介。「魚を上手に焼きたい」「洗うのが面倒」といったお悩みにもお答えしました。
■マッシモッタヴィオ・ミニクッチさんが教えてくれた“魚焼きグリルで作るピザ”
本格!グリルPIZZA
【材料・4枚分】
<生地>
・強力粉・・・550グラム
・水・・・330ミリリットル
・ドライイースト・・・5グラム
・塩・・・13グラム
<トッピング>
・ホールトマト・・・適量
・モッツァレラチーズ・・・1コ
・パルメザンチーズ・・・適量
・エクストラバージンオリーブオイル・・・適量
・バジルの葉(生)・・・3枚
【作り方】
1.ホールトマトは、手で粗くつぶしておく。モッツァレラチーズは、2~3センチ角に切っておく。
2.大きめのボウルに水(330ミリリットル)を用意し、ドライイースト(5グラム)を溶かす。
3.(2)へ塩、強力粉を3~4回にわけて加える。5分ほど手でこね、生地がまとまったら、室温で3~5時間おき、発酵させる。
4.(3)の生地に強力粉をまぶし、アルミホイルの上で、5ミリほどの厚さに伸ばす。魚焼きグリルの網よりも1回り小さいサイズに成形する。生地に、フォークでまんべんなく空気穴をあけて膨らみすぎを防止する。
5.(3)の生地に、(1)のホールトマトをぬる。エクストラバージンオリーブオイル(適量)をまわしかけ、パルメザンチーズを散らす。
6.(4)をアルミホイルにのせたまま、両面焼きタイプの魚焼きグリルに入れる。予熱なしの強火で3分半焼く。
7.いったん魚焼きグリルを開け、(1)のモッツァレラチーズをトッピングする。
8.扉を閉め、様子をみながら、さらに2分半ほど焼く。モッツァレラチーズがとろけ、生地表面にこんがり焼き色がついたら魚焼きグリルから取り出す。
9.(8)にバジルの葉をちらし、パルメザンチーズをかけたら完成。
※片面焼きグリルの場合は1分半余熱。トッピングをのせる前に、生地だけを3分焼く。片面が焼けたら裏返し、トッピングをのせ、さらに3~4分焼く。
■グリルで作る“ゆで卵”の作り方
【作り方】
1.オーブンシートを水で湿らせ、軽く絞る。
2.生卵を(1)のオーブンシートで包み、さらに、アルミホイルでキャンディ状に包む。
(※オーブンシートがアルミホイルからはみ出ると、燃える心配があるため注意。)
3.(2)をグリルの網にのせ、強火で焼く。仕上がりの目安は、両面焼きグリルの場合は9分、片面焼きグリルの場合は途中裏返して13分。
(※お使いのグリルによって時間がかわります。)
■ワングリル料理の例2つ
ワングリル弁当
・しゃけ
・野菜(しいたけ・おくら・かぼちゃ)・・・焼き上がったらたれなどにつけて、焼きびたしにする。
・きんぴら(れんこんとにんじんの薄切り)・・・しょうゆ・砂糖・みりんなどをからめて下味をつけ、アルミホイルで包む。
ワングリルモーニング
・食パン
・ソーセージ
・カマンベールチーズ・・・アルミホイルにのせる。
・アスパラ&コーン・・・アルミホイルにのせる。
■イタリアンレストランオーナーシェフ、マッシモッタヴィオ・ミニクッチさんについて
「マッシモッタヴィオ」
■グリルを使った料理教室について
詳細は「東京ガス」のホームページで「料理教室」の項目をご確認ください。
番組およびこのページは特定の製品・店舗を推奨するものではありません。
製品・サービスの特性や使用上の制限、契約内容・条件などについては、各自におかれまして、メーカーや販売会社に十分ご確認ください。
NHK「あさイチ」2014年7月9日放送分
http://news.goo.ne.jp/article/asaichi/life/asaichi-20140709-a-002.html