The Energy Project社のCEOで、創設者でもあるTony Schwartz氏は、より多く睡眠をとることがいかにあなたの競争力を上げるか、についてニューヨーク・タイムス紙で語りました。睡眠不足だと自覚していなくても、より多くの睡眠をとったほうが良いそうです。
あまりにも多くの人が、1時間睡眠時間を削れば、1時間多く生産する時間が増えるという迷信をかたくなに信じて生活しています。しかし実際には、睡眠時間が1時間減るごとに疲労度は増すのです。私たちの認知能力にも悪影響があります。連続して覚醒している時間が長くなり、夜間の睡眠時間が減ると、注意力と生産性は悪くなり、仕事の質も低下します。
睡眠不足に対する一番効果的で短期的な解決法は、カフェインや糖分の摂取ではなく、短くても睡眠を取ることです。
私たちの中には毎晩数時間の睡眠時間で十分だという人もいますが、調査によると、休養をとったと実感するには、7~8時間の睡眠が必要だということが判明しています。
本当に必要な睡眠時間なしでは、私たちの精神的な注意力が不安定になり、集中力や、流れを維持する能力は妨げられます。Schwartz氏の説明によると、私たちは長い睡眠の必要性を認めたがらない傾向があるそうです。
Schwartz氏はハーバード大学の睡眠科学の専門家、Charles A. Czeisler氏の以下の言葉を述べています。「睡眠不足の人はどれだけ十分な機能が果たせていないかがわかっていません。私たちの多くは、本当に起きている時の感覚を忘れてしまっているのです」
あなたが睡眠不足だと感じていようがいまいが、毎日もう少しだけ長く睡眠をとってみてはいかがでしょうか?
You’re Not Getting Enough Sleep|99U
Tanner Christensen(訳:Conyac)
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http://news.goo.ne.jp/article/lifehacker/bizskills/healthcare/lifehacker_39717.html