5日午前6時半ごろ、会社員女性が徒歩で出勤中に男にナイフのようなもので切り付けられたとして警察に通報し、傷害事件として捜査されていた事案は、女性の自作自演だったことが判明した。
新潟東署は10日、捜査の結果、事件ではなかったと発表した。同署は事件が女性の自作自演だったとして、軽犯罪法違反(虚偽申告)容疑での立件も視野に女性から事情を聴いている。
同署によると、女性の供述が変化していることや、周辺の防犯カメラに女性しか映っていないことから詳しく事情聴取したところ、女性が自作自演を認めた。切り付けられて負ったとした右腕の傷は、女性が自ら切ったという。