そろそろ肌を見せる機会が増える夏。今のうちにちょっとでもダイエットしておきたいと思った私(K記者)ですが、いつも長く続けられません。「ぜいたくだとは思うけれど、エクササイズも面白くなくちゃね……」と思って探してみたところ、トランポリンを使ったユニークなエクササイズを発見。「何だか懐かしいなー。跳ねるだけなら簡単で楽そう!」と、さっそくスポーツクラブ&スパ「ルネサンス 亀戸」(東京都江東区)を訪れました。
今回は、1人1回限り2160円のフィットネスクラブの体験チケットを利用して参加します。タオルや運動靴、ウエアの上下など、それぞれ320円でレンタルすることもできるので、手ぶらでも安心です。
◇「ユーバウンド」って?
「ユーバウンド」は、直径1メートルの一人用のトランポリンを使って、さまざまな動作を行うプログラム。テンポの速い音楽に合わせてジャンプし、手足をリズミカルに動かすダンスのようなエクササイズです。体験したのは、初心者にぴったりという30分間のクラス。上級者向けの45分間、60分間というクラスもあるそうです。
参加している人は、若い女性から50~60代の男性まで幅広い年齢層。このスポーツクラブでは、ダイエット目的の人ももちろんですが、ランニングをしている人が、体力作りをかねて参加していることも多いといいます。
「ユーバウンドを続けると、ランニングや普通の運動では落ちにくい脂肪にも効果が期待できます。僕は体脂肪率が2%落ちました」と話すのは、この日の講師でインストラクターの山本恭平さん。さらに「足を曲げる屈伸運動も多いので、体幹も鍛えられます」と、教えてくれました。
◇エクササイズ開始!
準備するのは、動きやすい服装とスニーカー、途中の休憩で使うタオルと、飲み水です。靴ひもはトランポリンの金具に引っかからないように、靴の中に入れます。途中でトランポリンから降りないので、タオルと水はすぐに取れるようにトランポリンの近くに置いておきます。
まずは、基本の動きとして、足を閉じて飛ぶ「クローズバウンド」を教わります。山本さんは「自由に飛んでみてくださいというと、皆さん足をまっすぐにして(曲げずに)飛ぶんですが、ユーバウンドでは、ひざを曲げて飛びます」といい、「トランポリンでジャンプしようと思うのではなく、踏み込むイメージで足を曲げて空中に“浮く”んです」とアドバイスを受けました。鏡に映る自分の頭の高さが、浮いているときとトランポリンに足が着いているときで「変わらないのが理想」とのこと。
◇短時間で汗だく
「なるほど! だから『屈伸運動が多い』と聞いていたのか」と、頭では納得しましたが、やってみると、これが意外と難しいことに気づきました。ただトランポリンに任せて跳ねるのではなく、その跳ね返る力を、足の屈伸運動で抑えて、頭の高さを変えないようにしないといけないので、疲れ方が倍以上になっているように感じます。コツを覚えて“浮ける”ようになったときには、まだ10分もたっていないのに、全身にじっとりと汗をかいていました。
その後は、足を開いて飛ぶ「オープンバウンド」、足を閉じたまま左右に飛ぶ「サイドバウンド」、トランポリンの上を走っているように飛ぶ「シザース」を練習。リズミカルに飛んでいると、見た目がちょっとエクササイズっぽくなってきました。山本さんに「ここでちょっと休憩、水分補給しましょう」といわれて足を止めると、さらにびっくりするくらい汗が! これは、水分補給に気をつけないと、大変なことになりそうです……。
次回は、さらに難易度の高い動きを覚えて、音楽に合わせてエクササイズをします。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140624-00000004-maikirei-life
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