太陽の光が眩しい季節がもうすぐやってきます! ビーチで颯爽とビキニ姿を披露するために、ダイエットやエクササイズに励む女性も多いのではないでしょうか。
そこで、日焼けの季節になると気になるのが“皮膚ガン”。「私は日本人だから、あまり関係ないわ」と思っていませんか?
今回は、アメリカの健康雑誌『Health』ウェブ版の記事を参考に、“皮膚ガンについての意外な知識”を6つご紹介します。プールサイドに寝そべり、憧れのこんがり小麦色ボディを手にする前に、皮膚ガンの知識と予防策を学びましょう。
■1:皮膚ガンは若い世代にも多発
「私はまだ20代だし、関係ないわ!」と思って、日焼け止めを塗らずにガンガン日焼けしたり、日焼けサロン通いを続けていませんか? メラノーマ(悪性黒色腫)などの皮膚ガンは、ほかのガンに比べ、25〜29歳の年代にとっては最も起こりやすいガンの種類だそうです。
■2:アジア人でも発症する
皮膚ガンは、皮膚の色素が少なく防御機能がない白人種に最も発症しやすいといいます。しかし、アジア人にも色が白い人はたくさんいます。普段は色白なのに、「夏ぐらい日焼けしたい!」と、急に日焼けするのはご法度です。
「だったらもうビーチに行かない!」というのは大げさですが、日焼け止めをきちんと塗り、ビーチパラソルや帽子、サングラスなどの対策もお忘れなく!
■3:ほくろがなくても安全じゃない
「でも私ほくろがないから大丈夫!」なんて安心していませんか?
ほくろの形が変わったり、大きくなったりするとメラノーマを疑いますが、ほくろがなくても可能性はあります。消えないあざのようなものが手や足の爪の中にできることもあるといいます。
■4:太陽にさらされない部分も油断できない
夏でも長袖を着たり、手袋をして、日焼けから完璧に肌を守っている方も多いはず。しかし、意外にも掌や下半身、おへそなどにも皮膚ガンが発生することもあるようです。
■5:ショートヘアで危険性増加
髪の短い人やいつもポニーテールにしている人は、ロングヘアーをおろしている人よりも太陽にさらされる部分が自然と多くなります。顔には日焼け止めをつけても、耳や首の後ろ、襟足などを忘れていませんか? そういった、見えない部分が危険なのです。
■6:遺伝に注意
どんなに日焼けをしても、日焼けサロンに通っても、皮膚ガンを発症しない人は存在します。逆に、日焼けに十分気をつけているつもりでも発症してしまう人もいます。
親や兄弟、祖父母など、近い家族の中で皮膚ガンを発症した経験がある人がいるかを確認してみてください。遺伝的に発症しやすい場合もあるということです。
以上、夏本番前に知っておきたい“皮膚ガンの意外な知識”をご紹介しましたが、いかがでしたか? 怖がって外に出るのをやめる必要はまったくありません。
でも、皮膚ガン発症のリスクを知り、それを最小限にするために、日焼け止めをきちんと塗ったり、紫外線をブロックするサングラスをかけたりして、肌を守ることは大事です。上記6つの事項を頭に入れつつ、夏の太陽を楽しみましょう!
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