[ カテゴリー:医療 ]

心筋梗塞を防ぐ 狭心症対策「早期に対処するには?」

心臓の血管が狭くなる狭心症。放置すると心筋梗塞を起こし、突然死に到ることもある。狭心症で危険な状態かどうかを知る数々の症状、軽度の場合の薬物治療について伝える。

1.狭心症と心筋梗塞
狭心症は、心臓の筋肉に張り巡らされた冠動脈という血管の内側にコレステロールなどがたまり、血管が狭くなって、心臓の筋肉に届く酸素が不足してしまう病気です。締めつけられるような胸の痛みや、腕・背中・のど・奥歯などの痛み(放散痛)が起こったり、胸やけなどの症状が現れます。こうした症状は、坂道や階段を上るなど「運動したときに起こる」という特徴があります。
狭心症の状態からさらに進み、コレステロールなどを覆う膜が破れてしまうと血液の塊(血栓)ができ、冠動脈が完全に詰まってその先に血液が流れなくなり、壊死[えし]してしまいます。この状態が心筋梗塞です。詰まる部位によっては突然死を起こすこともあります。心筋梗塞を予防するためには、狭心症の症状に早く気付き、狭心症のうちに適切な対処をすることが大切です。

2.不安定狭心症に注意
狭心症がある人で、「これまでよりも強い症状が現れている」「症状が長く続く」「軽い動作をしただけで症状が起こる」「症状が頻繁に現れる」といった場合や、「初めて症状が出てから1か月以内に再び症状が出た」という場合は、不安定狭心症の可能性があるため注意が必要です。不安定狭心症は、血管の内側にたまっているコレステロールなどが多く、それを覆う膜が薄いため、破れて心筋梗塞に移行する可能性が特に高い狭心症です。不安定狭心症の症状が現れていたら、すぐに医療機関を受診しましょう。

NHK「きょうの健康」2014年4月14日放送分

http://news.goo.ne.jp/article/kenkotoday/life/kenkotoday-20140414-h-001.html

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