燕三条地域を歩いて、ものづくりや町並みなど地域の魅力を知ってもらおうという催しが、12日から始まりました。
この催しは、地元企業などが毎年春と秋に開いているもので、ことしで5年目です。
集合場所となった燕市のJR燕駅には、県内外から12人が参加しました。
一行は、はじめに市の中心部の神社や商店街を訪れ、案内役の地元のボランティアから歴史や町並みについて説明を受けました。
続いて一行は、燕市の伝統産業で1枚の銅板から器を作る「鎚起銅器」のメーカーを訪れ、小皿作りに挑戦しました。
参加者たちは、職人の指導を受けながら、慣れない手つきで銅板を金づちなどでたたいていました。
金沢市から参加した60代の男性は、「ものづくりを1度体験してみたかったので参加しました。難しかったですが、いい経験になりました」と話していました。
燕三条「まちあるき」は12日から6月末までの主に週末に行われます。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1033384961.html?t=1397320383313