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豪雨被害の舟下り3年ぶり再開

3年前の豪雨で、被害を受け運休が続いていた阿賀野川の舟下りが5日、3年ぶりに再開しました。
阿賀町を流れる阿賀野川を13キロに渡って舟で下り、渓谷の自然を楽しむ「阿賀野川ライン舟下り」は、平成23年7月の「新潟・福島豪雨」で、舟が流されたり、乗船場が壊れたりする被害を受け、運休が続いていました。
5日は3年ぶりに舟下りが再開され、乗船場で、町や観光協会の関係者などが運航の安全を祈願しました。
続いて最初の舟が出発し、船頭の男性が豪雨での経験や、川岸の木が流された結果、山の中腹にあるお堂が姿を現したことなど、舟下りの新たな見どころについて説明しました。
舟に乗った50代の男性は「久々の舟下りは最高でした。多くの人に楽しんでもらいたいです」と話していました。
舟下りが運休している間は、町内の道の駅を発着する遊覧船に限定して運航が行われていましたが、昨年度の利用客はおよそ2万9000人と、豪雨で被害を受ける前の4年前に比べて4割ほど減少し、過去最低となっていました。
「阿賀野川ライン舟下り」の林真一郎支配人は「3年ぶりに再開の日を迎え、感無量です。阿賀野川から見える四季折々の風景を多くの人に楽しんでもらいたいです」と話していました。

http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1033060461.html

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