東京マラソンがスタートした2007年の申込者は95,044人。昨年はその3倍にあたる304,508人もの人が申し込みました。女性ランナーは初年度から3.3倍の伸びをみせているとか。
シューズさえあればどこでも始められる運動ですが、実はその前に行う準備運動=プレワークアウトがとても大切なことが、シトルリン研究会NLの発表で明らかになりました。
走る前も重要! プレワークアウトとは?
ワークアウトとはアメリカ英語で、ジムでのエクササイズや筋トレを意味します。プレ=前に、という意味なので、運動前に体の能力を引き出せるよう、けがをしないためにすることを全般的にプレワークアウトと呼びます。
多くのランナーが目標とする持久力の向上や、疲労回復速度などのパフォーマンスアップにつながる大切なもの。しかし20~49歳の女性309人を対象に行われた調査で、実際に実践しているランナーは4.5%しかいませんでした。
運動前の準備運動だけのことを指すのではなく、サプリメントの摂取もプレワークアウトの一環です。特に血管機能の改善・血流を促進するシトルリンと、筋たんぱく質を強化するアルギニンというサプリメントがおすすめなのだとか。
出社前にプレワークアウト朝活
友だちとおしゃべりをしながら走る“ゆるラン”、旅先や観光地を走る“旅ラン”など、イベント性や趣味要素がつまったリクリエーションとして、女性の間で人気が高まっています。
「走るのなんてとんでもない!」という女性でも、起床時に体のパフォーマンスを向上するプレワークアウトだけを取り入れることは、簡単にできますよね。サプリメントを摂取するだけでもOKなので、自分に必要なサプリが何なのか、お医者さんや専門家に相談して選択してみましょう。
なかなか起床できない人は、ベッドに横になったまま両手両脚を天井に向って高くあげ、その状態で四肢をブラブラと揺らしてみてください。無理のない範囲で体全体が動かされることで、起き上がるのが楽になるはず。
ランナーがやるプレワークアウトを参考に、朝活に取り入れてみてはいかがでしょうか? 朝活と呼ぶには簡単すぎる内容ですが、体調が変わってくるかもしれませんね。