女性たちに人気の「隠れヒール」。一見平らに見えるブーツの内側にヒールが隠されている、足を長く見せるための美脚アイテムです。30、40代の女性にも人気のこうしたシューズ。百貨店やシューズショップでは、さまざまな素材やデザインのものが売り上げを伸ばしていると言います。
そんな中、大注目なのが、スニーカータイプの「隠れヒール」。さらに、手持ちの靴に入れるだけの、中敷きタイプの「隠れヒール」も人気を呼んでいます。
番組では、ますますニーズが高まる「隠れヒール」について、注意点も含め、ご紹介しました。
■隠れヒールのブーツやスニーカーを選ぶときの注意点
つま先に1センチほど余裕があり、さらに足の甲の部分がぴったりのサイズを選ぶことが重要です。甲の部分がゆるいと、靴の中で足が動いてしまい、爪が肉に食い込み炎症を起こす“陥入爪(かんにゅうそう)”などになりかねません。
また、ヒールが高ければ高いほど、指の付け根の部分に大きな負担がかかり、足の指が開いてしまう“開張足(かいちょうそく)”という状態になりかねません。これが外反ぼしを引き起こす大きな原因になります。
■中敷きタイプの隠れヒールを入れるときの注意点
基本的には上記と同じです。ただ、(1)中敷きを入れる靴は、ひもなどで甲の部分を締められるタイプ、(2)中敷きを入れてもかかとを支えられるように、かかとの部分が深いハイカットタイプ、を選ぶのがよいそうです。
■隠れヒールの注意点を教えてくれたのは
整形外科医 塩之谷 香さん
塩之谷整形外科
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NHK「あさイチ」2013年1月22日放送分
http://news.goo.ne.jp/article/asaichi/life/asaichi-20130122-a-004.html