県は22日、大雪被害のおそれが少なくなったとして、1月27日に5年ぶりに設置した豪雪対策本部を解散した。今後、気温上昇によって雪崩や地滑りなどの危険があるため、市町村などへ注意喚起を行う融雪警戒本部に移行させた。
22日正午現在、県内で雪おろし中の転落などによる死者は26人。豪雪に見舞われ、32人が亡くなった06年以来の多さだった。死者のうち、65歳以上は17人。重軽傷者は計288人だった。除雪費用などを国や県が負担する災害救助法は9市町で適用された。【小川直樹】
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