小千谷市は22日、市のイメージキャラクター「よし太くん」を発表した。伝統行事「牛の角突き」がモチーフで、市は新たな“ゆるキャラ”に観光振興を託す。
市によると、観光客の増加や特産品の販売促進を目的としたイベントのPR効果を高めるのが狙い。流行に左右されないイメージキャラクターをと、市内在住のデザイナー、田中正夫さんに製作を依頼した。
牛の角突きの勢子(せこ)のスタイルで、名前は勢子の掛け声「ヨシター!」が由来。ヨシタは日常では「よくやっている」などのほめ言葉として使われている。
よし太くんの着ぐるみは、祭りやイベント、県内外の観光キャンペーンなどに参加する。また、デザインは土産品の包装紙やイベントポスターなどに使われる予定。
牛の角突きがモチーフだけに、谷井(やつい)靖夫市長は「小千谷をギュギュッと売り込みたい」と意気込んでいる。【岡村昌彦】
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