著名な文化人らでつくる「エンジン01(ゼロワン)文化戦略会議」が主催するイベント「オープンカレッジin長岡」が18日、長岡市で開幕した。20日まで。
県内で同イベントが開かれるのは、07年に新潟市で開催されて以来2回目。今回のテーマは「歌え♪ 長岡♪」で、過去最多の72のプログラムが組まれ、音楽家や作家、学者ら約140人の講師やゲストが参加する。
開会式では、大会委員長で華道家の池坊美佳さんが「長岡が誇る花火のようなオープンカレッジにしたい」とあいさつ。シンポジウムには、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を発見した京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授が参加。iPS細胞の発見に至る経緯や可能性などについて話し、会場に詰めかけた約1500人の観客が聴き入った。
19日は、長岡造形大でさまざまな分野の講座が開かれ、夜には飲食店で市民と酒を飲みながら語らう「夜楽(やがく)」もある。20日は、シンポジウムと作詞家の秋元康さんプロデュースによる「第1回長岡音楽祭」が開かれる。【岡村昌彦】
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