ソチオリンピックのスノーボード男子ハーフパイプに出場し、銀メダルを獲得した村上市出身の平野歩夢選手に、県民栄誉賞が贈られることになり、20日、県庁で表彰式が行われました。
村上市の中学3年生、15歳の平野歩夢選手は、ソチオリンピックのスノーボード男子ハーフパイプに出場し、銀メダルを獲得しました。
新潟県は、その功績をたたえ、平野選手に県民栄誉賞を贈ることを決め、20日、県庁で表彰式が行われました。
県庁では、職員およそ300人が拍手で平野選手を出迎え、泉田知事から表彰状と記念のカップが贈られました。
泉田知事は、「県民に希望と活力を与えてくれて感謝しています。県民の誇りです。世界のトップアスリートとしてさらに頑張ってください」と述べました。
これに対し平野選手は、「新しい目標を決めて、いけるところまで頑張りたいです」と応えていました。
県民栄誉賞は、平野選手を含めこれまで5つの団体や個人に贈られてきましたが、平野選手は最年少での受賞となります。
表彰の後、平野選手は、「思っていた以上に地元が盛り上がっていて驚いていますが、多くの人が自分のことを知ってくれたのは嬉しいです。オリンピックでは自分らしい滑りを見せることができたので、目標を持って練習を頑張りたいです」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035303571.html