■ はじめに
シーズンごとに次々発売される化粧品。つい新しいものに手が伸びますが、使ってみたらイマイチだった…。でも、捨てるのもなんとなくもったいなくて、そのまま放置してある…。そんな経験がある人も、多いのではないでしょうか。筆者は、もったいなくて放置してあった化粧品を、ある日突然思い出して使ってみたらかぶれを引き起こしてしまったという経験があります。皮膚科の先生によると、古い化粧品による肌トラブルは意外と多いそうです。
■ 化粧品は開封してからどれぐらい持つ?
◎ 開封後はワンシーズン~半年が目安
化粧品は一度開封すると空気に触れることによって酸化が始まります。また、空気中や手についている雑菌が混入して、化粧品の中で繁殖してしまうことも。開封後はできる限り早く使い切ることが理想です。できればワンシーズンで、長くても半年以内に使い切るようにしましょう。
■ 開封後の化粧品の捨て基準3つ
もったいないからと取っておいた化粧品が肌トラブルに繋がらないために、開封後の化粧品の捨て基準を覚えておきましょう。
◎ 1:合わなかった化粧品は思い切って捨てる
使ってみて合わなかった化粧品は、いつまでも取っておいても仕方ありません。ボディ用として使えるようであればそれもヨシ。ですが、刺激を感じてしまう場合やどうしても肌に合わないものは家族に使ってもらうか、思い切ってすぐに処分してしまいましょう。
◎ 2:開封後、半年を過ぎた化粧品は捨てる
気に入ったものでも、開封してから半年を経過したものは処分しましょう。もったいないと思うなら、ケチケチせずになるべく早めに使い切る気持ちで。
◎ 3:いつ買ったか思い出せないものは捨てる
いつ買ったか、いつ開封したか思い出せないアイテムがひとつやふたつはありませんか?いつ開封したか分からないものは、見た目では分からない変質や雑菌の繁殖が心配です。使わないほうが無難でしょう。
■ さいごに
お肌を綺麗にするために使う化粧品も、保存状態や開封後の期間によっては肌トラブルの原因になりかねません。せっかく買ったのに、もったいなかったな…ということにならないためにも、開封したら早めに使い切ることを心がけてくださいね!「もったいない」がかぶれになってしまう人が減りますように!
(著:nanapiユーザー・yo-co 編集:nanapi編集部 写真:PresenPic)
http://news.goo.ne.jp/article/nanapi/life/medical/nanapi-00006541.html