私達の腸の中には、約100種類、100兆個の細菌が生息しています。これらの細菌たちを総称して「腸内細菌そう」と呼びます。
この細菌そうの中にはビフィズス菌を代表とする「善玉菌」と、ウェルシュ菌・大腸菌などを代表とする「悪玉菌」の2種類の細菌がいます。
腸年齢とは、この腸内細菌そうの善玉菌と悪玉菌の割合を表した言葉で、悪玉菌の割合が多い腸ほど「腸年齢が高い」ということ。
腸年齢が高いということは、言い換えれば「腸が老化している」ということなんです。
生まれたばかりの赤ちゃんの腸内は、90%以上が善玉菌であるビフィズス菌で占められています。でも年齢とともに善玉菌は減り、代わりに悪玉菌が増加してしまうのです。
腸内の悪玉菌の割合が多くなると、「免疫力の低下・肌荒れ・老化の促進・便秘」など、体によくないことばかりが起こります。最悪のケースだと、大腸ガンをも引き起こすことが。
悪玉菌は「ストレス・肉類中心の食事・タバコ・過度の飲酒・睡眠不足・運動不足・抗生物質の服用」などによって増加します。悪玉菌が増えやすい生活習慣をしているコは改めましょう。
また、善玉菌を増やす食生活を送ることも、悪玉菌を増加させないポイント。
善玉菌を増やすには、乳酸菌発酵物質(ヨーグルト・納豆・キムチなど)・乳糖(乳製品)・食物繊維(海藻・キノコ・野菜など)・オリゴ糖(バナナ・ハチミツなど)を積極的に摂取すること。ぜひ参考にしてくださいね。
今回は、豆腐と野菜で作るヘルシーな「つくね」。腸内の善玉菌を増やす働きがあるオリゴ糖が豆腐に含まれていますのでたくさん摂ってほしい食材ですね。
●お豆腐つくね
材料(4人分)
木綿豆腐 1/2丁(150g)
シイタケ 4枚
人参 1/4本
ネギ 10センチ
卵 1個
豚挽き肉(赤身) 150g
小麦粉 大2
生姜しぼり汁 少々
塩 胡椒 少々
油 小1/2
ミリン 大2
酒 大1
醤油 大2
●作り方
1・豆腐はペーパータオルに包み、電子レンジで2分加熱する。軽く手でほぐし、ザルに上げてあら熱をとる。
2・シイタケ・人参・ネギはみじん切りにする。卵は割りほぐしておく。
3・ボールに、豆腐・シイタケ・人参・ネギ・卵・豚挽き肉・小麦粉・生姜しぼり汁・塩・胡椒を入れ、よく混ぜる。8等分に分け、小判の形にする。
4・フライパンに油を熱し、3を入れる。両面に焼き色がついたら、ふたをして弱火にする。
5・中まで火が通ったら強火にし、ミリン・酒・醤油を加え、一煮立ちさせて出来上がり。
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20140130-01639121-mynaviw