最近、トーストにサッとふりかけてさまざまな味わいを楽しむミックス調味料、いわばパンの“ふりかけ”が人気を集めています。シナモンシュガーやキャラメル、ストロベリーといったスイーツ系から、ガーリック、カレー、ピザトースト風といったしょっぱい系まで種類豊富なことや、使い切りサイズ、手頃な価格(120~130円ほど)、保存が簡単などといったことが受けて、子どものいる家庭を中心に売り上げを伸ばしています。
番組では、そんなパン用ふりかけの人気ポイントをお伝えするとともに、しっかり食べたいという男性にもおすすめ応用レシピをフードコーディネーター・SHIORIさんに教わりました。
■パン用“ふりかけ”とは
パンによく合うスパイス・ハーブと塩や砂糖などの調味料をバランス良くブレンドしたもの。
パンにバターやマーガリンを塗った上に、適量(小さじ1前後)をふりかけてトースターで焼くのが一般的な使い方です。
■フードコーディネーター・SHIORIさんに教わった、パン用ふりかけの応用レシピ
<ピザ風リゾット>
忙しい朝にも5分でできるイタリアンリゾット。
調味料はパン用ふりかけのみ。ここではピザ風味のものを使いました。
○材料(1人分)
ごはん・・・少なめ茶わん1杯(冷たいままでもOK)
ウインナー・・・2本
(ウインナーは、ベーコン、ツナ、シーフードミックスでも代用可)
ミックスベジタブル・・・30グラム
トマトジュース・・・100ミリリットル
水・・・100ミリリットル
パン用ふりかけ(ピザ風味)・・・小さじ1強
オリーブ油・・・小さじ1
チーズ(粉あるいはピザ用)・・・お好みで
○作り方
1.中火のフライパンにオリーブ油を熱し、厚さ5ミリに切ったウインナーを焼き色が付くまでいためる(このとき、口径の広いフライパンを使うと、時短になる)
2.残りの材料(粉チーズ以外)をすべて入れて煮立たせる
3.水けがなくなるまでかきまぜて炒め煮する(2~3分)
4.お好みで粉チーズをかけてできあがり
<カレー風味のチキンピカタ>
SHIORIさんは、ふりかけとしてだけでなく、肉や魚の下味付けに使うことをオススメしています。下味に利用することで、冷めてもしっとりおいしく、おつまみやお弁当にも向くメニューになります。
○材料(2~3人分)
鶏胸肉・・・1枚
卵・・・1個
薄力粉・・・大さじ1
サラダ油・・・大さじ1
酒・・・小さじ1
パン用ふりかけ(カレー風味)・・・小さじ1強
塩・・・小さじ3分の1弱
○作り方
1.鶏胸肉は食べやすい大きさにそぎ切りする
2.袋に、鶏胸肉、酒、塩、カレートーストのふりかけを入れてよくもみ込む
3.2に薄力粉を加えて、肉がはがれるようによく振って、まんべんなく薄力粉をまぶす
4.3に溶いた卵を加えて、からめる
5.フライパンにサラダ油を入れ中火で熱したら、4を入れて両面焼く。途中で焦げないように火加減を調整しながら、火が通ったらできあがり。お好みでゆで野菜やミニトマトとともに盛りつける。
また、SHIORIさんによると、シナモンやキャラメルなどの甘いフレーバーは、ミートソースの隠し味に使うと、煮込み時間が少ないときでもコクが出るとのことです。
【SHIORIさんのオススメ】
しょっぱい系のふりかけ・・・肉や魚の下味に
甘い系のふりかけ・・・ミートソースなどの隠し味に
■問い合わせ先
パンふりかけの応用レシピを教えてくれた人
SHIORIさん(フードコーディネーター)
著書「作ってあげたい彼ごはん」シリーズ、「SHIORIの花嫁レシピ」(ともに宝島社)
主婦のブログ(ベネッセコーポレーション「サンキュ」サイト内)
「Hon日mayuStyle」
番組およびこのページは特定の製品・店舗を推奨するものではありません。
製品・サービスの特性や使用上の制限、契約内容・条件などについては、各自におかれまして、メーカーや販売会社に十分ご確認ください。
http://news.goo.ne.jp/article/asaichi/life/asaichi-20131211-a-002.html