[ カテゴリー:生活 ]

放火から家や家族を守る

寒さが本格的になってくるこの時期、みなさんに注意してもらいたいのは“火災”です。実際、火災件数の4割は12月から3月に集中し、いちばん多い原因は、なんと「放火」です。
あさイチでは、家と家族を守るための放火対策をお伝えしました。
今回、放火を防ぐ専門家と一緒に町を歩いて、放火されやすい状況を徹底検証。どう対処すれば危険を減らせるのか教えてもらいました。さらにわずかな炎も逃さない炎感知器や、放火犯の映像を記録し、ふたたび町に立ち入ることを防ぐシステムなど、最新の放火防止機器も紹介しました。

■「放火されやすいポイント」を知る
番組では、連続放火犯に狙われた街の人たちと放火対策を研究している菅田寛さんとで街を検証しました。よく狙われるのは「ゴミ置場」です。ゴミは夜ではなく当日の朝に出して、火をつけられないようにするのはもちろんですが、ゴミを覆うネットも狙われることをお伝えしました。対策は、畳んで放火犯の目に付かない所におくことをおススメしました。さらに冬でも出しっぱなしになっている「すだれ」も狙われるとお伝えしました。意外な物も放火の対象になるとお伝えしました。それは自転車のサドルです。対策は、防炎加工がしてあるカバーをかけることをおススメしました。

防炎カバー
値段は3000円程度から ホームセンターで購入可能です。
連続放火された街の住所は教えられません。

■放火対策の防犯システム
大阪市消防局が街の中に設置している放火監視機器を紹介しました。それはライターの火を10メートル離れた場所からでも感知して周囲に火事を知らせる装置です。現在55台が大阪市内で稼働中です。
そして最新の放火監視カメラを紹介しました。このカメラは360度どの方向からでも炎を感知し、放火した犯人を撮影することが出来るものです。さらにその犯人の顔を登録することで、再び防犯カメラに放火犯の顔をとらえると、その人物を特定し、アラームで知らせることが出来るシステムを紹介しました。

放火感知器を紹介した場所に関して
「大阪市阿倍野防災センター」
※放火監視機器は、常設ではありません。

放火感知器についての問い合わせは大阪市消防局まで

放火犯を撮影できる最新の放火監視カメラに関して
「セキュリオン24株式会社」

■保険金目当ての放火
番組では火災保険金目的で放火に関わる謎のグループを取材しました。最も多いケースは、借金を抱えた人にこのグループが放火の手口を伝えます。そして自宅に放火をさせ、その時受け取った火災保険金の一部を報酬として得るというのです。
しかしこの偽装された放火を見破る技術も進歩しています。保険会社から依頼を受けて火災原因の調査を行う火災鑑定人・小林良夫さんによると、火災現場に残された小さな燃えカスからでも放火の痕跡を見逃さないといいます。番組では炭になった小さな木片から灯油の成分を見つけ出す実験を取材しました。

出演
ノンフィクションライター 松永達也さん

■火災保険に関して
放火をされた場合、火災保険に入っていることが有効です。注意点は、放火されることが多い門柱の「郵便受け」を補償するには、保険の契約の際に、「門」や「塀」も契約の対象に含むように確認ください。

番組およびこのページは特定の製品・店舗を推奨するものではありません。
製品・サービスの特性や使用上の制限、契約内容・条件などについては、各自におかれまして、メーカーや販売会社に十分ご確認ください。

http://news.goo.ne.jp/article/asaichi/life/asaichi-20131209-a-001.html

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