はじめに
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年末に待っている最後の難関「大掃除」。ただがむしゃらにやっててもうまくいかないことが多いですよね。そこで今回は、普段掃除に使わない意外なものを使って、効果的に大掃除を進める方法を紹介します。
キッチン掃除の裏ワザ
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排水口掃除にはティーバッグの出がらしが有効
茶葉はアルカリ性で、酸性の油汚れに強い性質があります。そのため、使い終わったティーバッグで、排水口や電子レンジの汚れをこすれば、キレイに落とすことができます。
10円玉が排水口の掃除に
排水口の網カゴの取っ手部分に、10円玉を5つほどいれぶら下げます。そのまま置いておくと、10円玉のイオンが殺菌効果を発揮し、汚れやぬめりを防いでくれます。
ビールの飲み残しもキッチン掃除に活用
電子レンジやコンロ周りの油汚れには、ビールも有効です。ビールをしみ込ませたキッチンペーパーを汚れ部分につけ置いておきます。ビールのアルコールやビタミンEが油を分解してくれます。
捨てるはずだったじゃがいもの皮でシンク掃除
シンクの掃除には、じゃがいもの皮が有効です。じゃがいもの皮には「サポニン」という成分が含まれていて、これが界面活性剤の役割を果たしてくれます。
じゃがいもの皮の内側をつかってシンクをこすって、あとは水で流せばピカピカになっています。
リビング掃除の裏技
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床掃除にストッキング
ホコリが溜まった床掃除は、ほうきや掃除機を使っても大変!という場合は、使い終わったストッキングをスリッパに被せて歩くだけでOKです。
ストッキングの静電気が毛やホコリを吸着し、キレイにしてくれます。他のことをしながら掃除ができる一石二鳥の裏ワザです。
ハンドクリームでリモコン掃除
ほこりのついたリモコンのお掃除には、ハンドクリームをちょっとつけた綿棒が有効です。ちょっとこすっただけでピカピカになります。水を含んだ綿棒と比べても効果が全然違います。
リンスを使って電化製品掃除
電化製品にはホコリがつきやすく、掃除も頻繁にする必要があります。しかし、リンスをつかうだけで、ホコリがつきにくくなるのです。リンスに含まれるカオチン界面活性剤が帯電を防いでくれるだけでなく、リンスのコーティング効果でホコリをつきにくくしてくれます。
リンスを溶かした水を雑巾につけ、しっかり絞った後電化製品を拭くだけで完了です。
窓掃除の裏ワザ
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引き戸のレール掃除は輪ゴムで十分
窓のサッシのホコリや髪の毛は、ほうきでも掃きづらいし掃除が大変ですよね。そんなレールの汚れ取りには、輪ゴムが効果的です。
輪ゴムを1,2個レールにおいて、窓や引き戸を動かすだけで、輪ゴムがゴミを絡めとってくれます。
和室掃除の裏技
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黄ばんだ障子には大根おろしの絞り汁
大根おろしを作って、あまった大根の絞り汁が、黄ばんだ障子に役立ちます。絞り汁をキッチンペーパー等にふくませ、慎重に拭くだけです。
これは、大根に含まれるジアスターゼという成分が、障子のリグニンに反応して、黄ばみを落としてくれます。
こたつで食べたみかんも畳掃除に応用
冬によくみかんを食べますが、そこで捨てるはずのみかんの皮を畳掃除に使いましょう。みかんの皮をつぶしたり煮だしたりして、みかん皮の汁を集めます。
水で薄めたその汁を雑巾にしみ込ませて畳を磨くと、キレイな畳にもどってしまいます。これはみかんのクエン酸が、汚れを落としツヤを出す効果を持っているためです。
サビ取りの裏ワザ
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サビを取るにはボンドをつけろ
サビた金属製品を諦めてはいませんか。じつは、木工用のボンドが役に立つのです。錆びた部分にボンドを塗り、乾いたら剥がすだけ。これでサビも一緒にキレイにすることが出来るのです。
使えなくなった銀のアクセサリーもこれらで復活
銀のアクセサリーの黒ずみはなかなか落としづらいものです。この黒ずみをおとせるグッズを紹介します。
- 印鑑の朱肉…つけて磨く
- 日焼け止めクリーム…つけて磨く
- トマトジュース…一晩付けて磨く
おわりに
意外なものを使って掃除をする方法を紹介しました。年末の大掃除、いろんな情報を駆使して効率的に進めてみましょう。