今年5月に地滑りが起きた魚沼市大白川の魚沼大原スキー場が21日、オープンした。
地滑りはスキー場の営業が終了した翌日の5月7日に見つかった。国土交通省北陸地方整備局湯沢砂防事務所によると、地滑りの範囲は幅、長さともに約110メートルで亀裂の最大落差は約2メートル。その後、水抜きなどの対策工事をし、県と魚沼市、今季から同スキー場を運営するNPO法人入広瀬元気クラブなどは11月、今季の営業が可能と判断した。
昨季まで市営スキー場だったが、今季からは民営化された。これにより、同市内の6スキー場は全て民営となった。
入広瀬元気クラブ理事長の住安正信さん(62)は「地滑り直後は不安だったが、関係機関の努力で今季も営業できた。民営化1年目は様々な企画を予定している。たくさんの人に来てほしい」と話していた。
(2013年12月22日 読売新聞)