はじめに
「笑い」が健康にいいという話は、どこかで聞いたことがあるかと思います。では、この健康法の具体的な方法とはどのようなものなのでしょう。また、笑うことでどのような効果が期待できるのでしょうか。
ここでは、「笑うだけで健康になれる」のやり方と期待できる効果についてご紹介します!
実践!笑うだけ健康法
基本的には、ただ笑うだけ!
多少無理をしてでも笑いましょう
「笑う気分じゃないよ」というときでも、多少無理して作り笑いをしてみてください。そうすることで、脳が「今楽しい気分なんだ」と騙され、そのうち本当に笑えてきます。
口を大きく開けて笑いましょう
「あはは」「うふふ」など、いろいろな笑い方があるとは思いますが、「あっはっはー」と豪快に大きな口を開けて笑うのがベストです。
「笑うだけ健康法」にはどんな効果が?
「笑うだけ健康法」が主にどのような効果をもたらすのかを紹介します。
効果1:免疫力UP
若い人でも健康な人でも、身体の中では1日約3000~5000個のガン細胞が発生しているそうです!本当に大丈夫なのでしょうか…気になりますよね。そこで「笑い」の出番です!
笑うことで、ナチュラルキラー(NK)細胞が増えるというデータが出ています。この細胞は笑うことで活性化され、がん細胞を攻撃します。笑うだけでがん細胞をやっつけられるなんて素敵なのでしょうか!
効果2:糖尿病への効果
爆笑ではなくても、ふふふと笑うだけで血中の糖分が早く処理されるそうです。食事後、40分ほど笑える映画を観るなどすれば血糖値が抑えられるので、糖尿病を持ってる方はぜひやってみてください。糖尿病予防にもなりますね。
笑って筋肉を使うことで糖分を使い果たす、という説と、笑うことでいい感情が内分泌に影響を与えて血糖値が下がるという説があるそうです。
効果3:自律神経が調う
笑うことで、自律神経の活性化を図ることが可能になります。大笑いでリラックスすると、自律神経の働きが安定し、血中酸素濃度も増加するので、ストレスを大幅に軽減できるそうです!気持ちが安定して、対人関係も良くなりそうですね。
効果4:美容効果
笑うことでダイエットの効果も期待できます!3分半笑ったときと筋肉運動をしたときの消費カロリーを比較してみます。笑ったときが11kcalで、筋肉運動は約8kcal・・・。なんと、筋肉運動よりも笑ったほうがカロリーを消費するのです!
また顔には筋肉が20種類以上ありますが、使わないと徐々に衰えてしまい、肌のツヤやハリに悪い影響を及ぼします。よく笑って顔の筋肉を積極的に動かすことによって、若さを保つことができるのです!
そんなに笑えない方におすすめ!ラフターヨガ
笑いたいとは思ってもうまく笑えない、という方もいらっしゃいますよね。そのような方には「ラフターヨガ」がオススメです。
「ラフターヨガ」とは?
ラフターヨガとは、笑いとヨガの呼吸法を組み合わせたエクササイズです。発祥はインドで、インド人医師とその奥様が始めたそうです。ユーモアやコメディなどに頼らず、ただ笑うだけ。グループでやるので、自然と笑顔になれるそうです。
効果
- 心身ともにエネルギーに満ち溢れる
- 血圧が下がり、リラクゼーション効果
- うつ状態の軽減
- ストレスの軽減
おわりに
いかがでしたか?理由はなくても、できるだけ笑うことで、さまざまな効果が期待できます。笑うだけで健康になれるなんて、本当にお手軽です。悲しいことがあっても、身体と心を健康にするためにあえて笑ってみませんか?
(image by PresenPic)