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二十四節気「冬至」の基礎知識

■ はじめに

皆さんは冬至について、どのぐらい知っていますか。なんとなく、昼が一番短い日というのはお分かりだとは思いますが、それ以外にもいろいろな習慣や言われがあります。今回は、冬至の基礎知識について、紹介します。

■ 冬至とは

冬至とは、太陽が上って一番高くなったときの位置が最も低く、一年で昼が一番短く、夜が一番長い日のことを言います。今年の冬至は、12月22日です。昔は冬至は日照時間が短く、太陽からの恵みを受ける時間が短いことから、「死に一番近い日」と言われていました。そんなこともあり、その厄払いの意味を込めて、体を温め、無病息災を祈っていました。

■ 日本の主な習慣

「冬至がゆ」と呼ばれる小豆のおかゆやかぼちゃを食べて、ゆず湯に入ります。そうすると、風邪をひかないと言われています。

◎ 冬至がゆ

冬至がゆは小豆入りのかゆのこと。疫病神が赤い色を恐れることから、小豆の赤色で、疫病神を遠ざける意味があります。

◎ かぼちゃ

かぼちゃは、野菜の少ない季節に栄養を補給をするのに、ちょうどいいとされていました。かぼちゃは、脳卒中を予防する、風邪をひかないと言われて、また、金運を祈願する意味もあるそうです。実際、かぼちゃはカロチンやビタミンがたっぷり入った緑黄色野菜です。

◎ ゆず湯

ゆずを浮かべたお風呂です。ゆず湯は血液の流れをよくする効果があり、冷え性や神経痛、腰痛などに効きます。ひび・あかぎれを治し、風邪を予防する働きも。また、その香りに邪気を払う力があると言われています。

■ 地方には独自の習慣も

地方によっては、かぼちゃを食べる時間が朝と決まっていたり、こんにゃくを食べる地方もあります。また、「ん」がつく食品を食べると幸せになると言われている地域も。特に、「ん」が2つつく七種があり、

・なんきん(かぼちゃ)
・にんじん
・れんこん
・ぎんなん
・きんかん
・かんてん
・うんどん(うどん)

を食べると病気にならないと言われます。特に、うどんは、うん(運)、どん(鈍)、こん(根)に通じるので出世すると言われます。

■ おわりに

以上が冬至の基礎知識です。ちょっと知ると、また冬至への考え方が変わってくるかもしれませんね。

(著:nanapiユーザー・あい 編集:nanapi編集部 写真:足成)

http://news.goo.ne.jp/article/nanapi/life/nanapi-00006304.html

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