代表的な肥満のタイプといえば、男性に多い内臓脂肪型のリンゴ体型と、女性に多い皮下脂肪型の洋ナシ体型の2つ。上半身は華奢だけど、下腹部からお尻、太ももにかけてお肉がついているのが”洋ナシ体型”で、なんと日本人女性の6割以上がこれに当てはまるのだとか……。
「30歳前後から体型が変わってきた」というのはよく聞く話ですが、皮下脂肪型の肥満はダイエットが難しいのが特徴なので、何とかして未然に防ぎたいもの。
今回は、洋ナシ体型にならないために気を付けたい4つのポイントについてお話していきます。
年齢とともに落ちる基礎代謝と深い関係がある、皮下脂肪型の洋ナシ体型。基礎代謝を上げて痩せやすい体を作るのには、有酸素運動が効果的です。
有酸素運動とは、脂肪や糖質を酸素によってエネルギーに変えながら行う、規則的な繰り返しのある比較的軽い運動のことをいい、水泳やウォーキング、ジョギングなどが代表的です。汗をかくことで基礎代謝が上がりますので、まずは一駅分多く歩くことから始めてみてはいかがでしょうか。
2:マッサージをしてリンパの流れを良くする
マッサージをしてリンパの流れを良くすると、体に溜まった余分な水分や老廃物を排出できます。下半身に脂肪がつきやすい洋ナシ体型の人は、脚のマッサージを重点的に行いましょう。
ここでは、,『美レンジャー』の過去記事「リンパを流すだけ!? 超シンプルな菜々緒の”美脚”テク」にもあるマッサージ法をご紹介します。
(1)手のひらを重ねて膝の上におき、脚の付け根までももを押す
(2)膝から足の付け根まで、手のひらでリズミカルにさする
(3)両手でもも全体を刺激するように軽くたたく
マッサージはお風呂上がりの血行が良いときに、リラックスしながら行いましょう。
3:脂質を控える
脂質は、体内で分解された後に脂肪として蓄えられるので、摂り過ぎはいけません。生クリームやチョコレート、アイス、スナック菓子、バター、コーヒーミルクを好む人は、控えるようにしましょう。
4:体を冷やさない
これから気温が上がり、冷たいドリンクが美味しく感じるようになります。ですが、冷えは基礎代謝を下げる原因になるので、冷たいドリンクを飲みすぎて体を冷やさないようにしましょう。
洋ナシ体型だと、今年流行のパンツスタイルに自信が持てなくなってしまいます。そうなる前に、日頃から上記4つのポイントを意識して、下半身太りを防ぎたいものです。