年齢を重ねてもなお、若さと輝きを保ちつづける“美魔女”――。
みなさんの中にも、美魔女のヒミツが気になっていたり、密かに美魔女を目指してます、なんて人もいるのでは? どうやら、その美しさのヒミツは食生活も関係しているらしい……。
そこで、美魔女界の重鎮ともいえる、世界の歌姫・マドンナの食生活をサポートする「プライベートシェフ」を務めていた料理研究家・西邨(にしむら)マユミ先生に、お話を伺いました! dビデオの料理番組『かんたん美人レシピ』もスタートした西邨先生が提唱する食事法とは?
◆美肌効果だけじゃない 生理痛や肩こりにもサヨナラ!
「私が提唱しているのは、マクロビオティックという生活法です。全粒穀物を主食にして、旬の野菜をたっぷりいただくのが基本。タンパク質は動物性ではなく豆類を中心に摂る。これらに気をつけるだけで、お肌の調子が整い、健康的な生活を送ることができます」
先生いわく、西邨先生がプライベートシェフを務めた7年間で、マドンナはどんどん女性らしくなっていったそう! そして、マクロビオティック生活を続けていくと、「生理痛が軽くなる」、「便秘解消による吹き出物の減少」、「肩こりが治る」なんて、効果が現れるとのこと。
「マクロビオティックは、土地の“気”をもらいながら自然とともに生きる、ということ。環境にやさしい無農薬野菜を皮まで丸ごと食べるのも、この食事法の特徴です」
大根やニンジンの皮にはミネラルが含まれており、ムダなところはどこにもないという点から、丸ごと食べるのだそう。
でも、正直なとこ……マクロビ食ってあまり美味しくなくて面倒そうなイメージがあるんですが。
「マクロビオティックは難しいと思われる方も少なくありません。ただ、シンプルに『地球にいいものは、私達の健康にもいい』と思えば、もっとマクロビオティックが身近になりますよ。それでもやっぱり敷居が高いと感じる方には、“プチマクロ”をオススメします」
◆楽しく、気楽に実践できる「プチマクロ」
プチマクロとはマクロビオティックに近い食事を、より楽しめるように工夫した、西邨先生が提唱している食事法。
「しっかりマクロビオティックを学ぼうとすると、ハーブやスパイスを使えなかったり、オリーブオイルも使わなかったりして、少しストイックすぎる面があるんです。『プチマクロ』は、マクロビオティックをもっと気軽に楽しめる窓口にしたい、と思っています」
無農薬の野菜がなければ普通のものを使用したり、香りづけのためにハーブを使うこともあるし、週末だけマクロビオティックな食生活を実践するなど、マクロビオティックよりも柔軟に対応するのが「プチマクロ」なのだそう。
「ただ、毎日使う調味料にはこだわってほしいんです。塩ならばミネラルたっぷりの『自然海塩』を選び、甘みにはメープルシロップを選びます。お醤油やお味噌は18カ月~2年の期間を経て醸造されたものを使いましょう。長い年月をかけたものは、それだけ大きなパワーを持っているんです」
また、伝統的な醸造方法で作られたお醤油や味噌には酵素が入っているため、ダイエットにも効果的。精製塩や白米、精製砂糖はミネラルや栄養価も失われているので、避けるのがベターだそうです。
「一汁三菜という基本の日本食の献立は、世界中探しても日本にしかない風習なんです。朝は赤味噌の味噌汁を飲み、夜は白味噌の味噌汁を飲むだけでも酵素が脂肪を燃焼する助けになるので、絶食してムリなダイエットをするよりも健康的に体重を減らせます。また、30代のうちから、野菜をしっかり食べつづけるだけで40代、50代の肌が違ってくるんですよ」
あのマドンナも、毎日野菜中心の食事を三食きちんと食べているからこそ、引き締まった体型と、白い肌を維持しているんですね……。マドンナは一日にしてならず、なんちゃって。
なお、西邨先生がマクロビオテック料理を松嶋尚美さんと作る「簡単!美人レシピ」はdビデオにて配信中です!
【西邨マユミさんプロフィール】
マイクロビオティック・コーチ/パーソナルシェフ/感食研究家。2001年より、歌手マドンナのパーソナルシェフを務める。他、ゴア元副大統領、スティング、ブラットピッド、ガイリッチーをはじめ多くのセレブにマクロビオティックの食事を提供。現在は日本発信のライフスタイルの普及のため、国内外において精力的に活動中。
●『海外セレブ御用達プライベートシェフのスゴ技満載!かんたん美人レシピ』
更新曜日:毎週火曜・土曜日(全24話)
配信開始日:12月1日~
出演:松嶋尚美、西邨マユミ、関健介(1~6話)他
アクセス方法:ドコモのスマホ、タブレットから、dマーケット>dビデオ/AppStore、またはWEBから「dビデオ」で検索
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131214-00051724-jspa-life