台所の片隅で忘れられがちな存在、アルミホイル。「ラップはよく使うけど、アルミホイルを使うのはお弁当の仕切りか煮物のときの落とし蓋くらい」という人、多いのではないでしょうか。でも、特徴や使い方のコツを知れば、調理の幅が広がるのはもちろん、食材のうまみも引き出してくれるスグレ物。しかもキッチン以外でも、静電気除去に役立つなど、まだまだ知られざる便利な活用法があります。今回は4人の達人がその得意分野から徹底活用法を伝授してくれました。
■静電気の達人が伝授!アルミホイル静電気撃退法
この季節、イヤ~なのが静電気。ドアノブや洗濯物などで悩まされている方も多いのでは、ないでしょうか?
そんなときにもアルミホイルが役立ちます。アルミホイルを棒状のものに巻きつけて先を2~3センチ、ヒラヒラにしておきます。その棒を静電気を帯びている洗濯物にかざせば、静電気を減らすことができます。このとき、忘れていけないのは、棒を持った指先がアルミホイルに触れていることです。体を通して静電気が床に逃げていきます。そのため、絶縁体(底ゴムなどのサンダルやスリッパ)を履いていると静電気が床に逃げず体が静電気がたまってしまいます。木製のフローリングや畳など、静電気を通すものの上に座っていれば静電気はたまりません。
【取材協力】
蒲池 正之介さん 元産業安全関連公益法人勤務
(静電気による火災・爆発の防止に関する安全教育・技術指導を担当)
http://news.goo.ne.jp/article/asaichi/life/asaichi-20131126-a-004.html