【服部誠一】県内のスキー場で最大の集客力をもつ苗場スキー場（湯沢町三国）が７日、今冬の営業を始め、スキーヤーやスノーボーダーたちが初滑りを楽しんだ。
同スキー場の来場者は２０年前には３００万人に及んだが、ブームが下火となって年々減少。東日本大震災があったシーズンは８４万人まで落ち込んだ。だが「バブル期のスキーヤーたちが大人になり、家族を連れてゲレンデに戻ってきている」（広報担当）といい、昨シーズンは３期ぶりに１００万人台を回復した。
この日はスキー板を履いた「レルヒさん」ら県内各スキー場のゆるキャラ７体が集まり、オープン初日を盛り上げた。朝４時起きで埼玉県行田市から来た藤原浩史さん（４１）は、「学生時代にスキーを覚えたのが苗場。娘にも最近、映画『私をスキーに連れてって』を見せました」と、長女香里奈さん（８）と楽しそうにゲレンデへ向かっていった。
http://www.asahi.com/articles/TKY201312070305.html
