■ はじめに
家の中にある水周りは毎日何度も使うので、常に水に濡れている状態ですね。水道水の成分やゴミ、ホコリなど様々な原因でヌメリがおきます。今回はヌメリのおきやすいトイレタンクの水受けのヌメリの掃除を例に実践します。
■ 用意する掃除道具
・台所用クリームクレンザー
・歯ブラシ
・目の細かいサンドペーパー(耐水性のもの)
・ボロぎれ又はトイレットペーパー適宜
・ゴム手袋
ここでは1200番の耐水サンドペーパーを使用しましたが、傷がつく恐れのあるタンクの場合はさらに目の細かい1500番を使って下さい。
■ 具体的な手順
◎ STEP1:クリームクレンザーを数箇所につける
クリームクレンザーを蛇口の根元と受け皿に数箇所つけます。ヌメリの度合いによって異なりますが、全部で大さじ1杯弱くらいです。
◎ STEP2:歯ブラシでこする
歯ブラシを使って全体をこすります。受け皿だけでなく蛇口などもこすって汚れを落とします。
◎ STEP3:ボロぎれでさっとふき取る
ボロぎれ又はトイレットペーパーでクレンザーをさっとふき取ります。このまま流してしまうと、タンク内にヌメリ汚れが溜まるのでなるべくふき取って捨てましょう。
◎ STEP4:タンクに水を流す
タンクに水を流します。手を洗いながら受け皿全体を水で流すようにするとキレイになります。
◎ STEP5:サンドペーパーで水垢のついた部分をこする
歯ブラシで取れなかった水垢の汚れがある場合は、サンドペーパーで軽くこすります。水垢をそのままにしておくと、表面に凹凸ができヌメリがつきやすくなります。水垢もキレイにとっておくことで汚れの防止対策にもなります。
◎ STEP6:ボロぎれでふき取る
細かいざらつきが出るので、さっとボロぎれでふき取ってからSTEP4と同様に水で流します。
◎ 終了
これでタンクの受け皿のヌメリ掃除の終了です。
■ ポイント
ヌメリは少しのうちはクレンザーなしでも水だけで取ることができます。歯ブラシは専用のものをトイレ内に収納しておいて気がついたときに掃除することをお勧めします。サンドペーパーは小さめに切って使うと、小回りがきいて掃除しやすいです。今回使っているのは5×2cmの大きさです。この大きさで1回の掃除に使い切ります。水で濡らしてからこするようにしましょう。クレンザーを使ったヌメリ取りは1週間に1度、サンドペーパーを用いた掃除は月に1回くらいが目安です。
■ おわりに
水周りは汚れやすい場所ですから、こまめに掃除することが必要ですね。トイレのタンクも清潔にしておきたいものです。ヌメリ掃除の参考になれば嬉しいです。
http://news.goo.ne.jp/article/nanapi/life/medical/nanapi-00006239.html