あなたが日ごろ無意識に発する言葉と現実は、深くつながっています。
どんなに落ち込んでいても、ポジティブな言葉をあえて発することであなたの気持ちだけでなく、取り巻く環境すら好転することがありますよね。
言霊と呼ばれるほど、言葉には未知のパワーがあることは言わずもがな。
そこで今回は、セラピストの紀野真衣子さんに、絶対禁句の“どんどん太ってしまうNGワード”を教えていただきました。習慣化している悪い口癖を今日から排除していきましょう。

1:「ダイエットしなきゃ」
たくさん食べすぎたとき、ついつい口にしてしまいがちなこの言葉。しかし潜在意識はあなたの意図を正しく汲み取ってくれない場合があります。
「痩せるぞ!」というあなたの意図を「ダイエットしたい!」と受け取り、ダイエットをし続ける現実(つまり、痩せてはいない状態)を作り出してしまうのです。
2:「お腹空いた~」
もちろん、本当にお腹が空いたからこの言葉を言う場合もありますね。しかし、場合によってはそこまでお腹が空いていないのに、「ついつい癖で言ってしまう……」という方もいるでしょう。
お腹が空いているということを口にすると、身体もだんだんその気になってきます。そして「次の食事でたくさんエネルギーを蓄えなきゃ!」と、脂肪を溜めこむことに頑張ってしまうのです。
3:(痩せてる人を見て)「痩せすぎて気持ち悪い」
この言葉が嫉妬から出たものであろうと心配から出たものであろうと、それは問題ではありません。大事なのは、あなたの潜在意識がどの程度を「痩せすぎ」と思っているかは、わからないということです。
あなたが顕在意識では理想的だと思っている体型も、潜在意識にとっては“痩せすぎて気持ち悪い”体型である。そんなこともあり得るのですから。
4:「もったいない」
もったいない精神を小さい頃から教えられてきた日本人にとって、ご飯を残すというのは罪悪感がつきまとう行為です。その重圧に耐えきれない人は一口でも残してはなるまいと、他人の残すご飯まで平らげようとしてしまうでしょう。
しかし、お腹いっぱいだけどもったいないから食べるというのは、あなたの身体をごみ箱にしてしまっているようなものです。その食事はあなたに喜びを与えてくれますか? 自問自答しながら“やめ時”をはかってくださいね。
5:「まだ食べても大丈夫」
このようなことを言うときは、あなたの身体が栄養を必要としているのではありません。感情の赴くままに、あるいは惰性で食事をするのではなく、身体の声を聞いて食べましょう。
自分の理想の体型を潜在意識に定着させるため、その体型になっている自分をイメージしましょう。
よく言われることですが、理想の体型をしているモデルの写真を、部屋に飾るのも効果的ですね。また、食べることで自分がより一層美しくなるという、意識をもって食事をすることが大事です。
自分を戒めるために発してしまう言葉や、食べたい言い訳で生まれた言葉も、あなたの身体に余分な脂肪を蓄える要素になってしまうなんて怖いですよね。ぜひ紀野さんのアドバイスに従って、今から発する言葉に気を付けてくださいね。










