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小林幸子さん県民栄誉賞表彰式 「新潟の力になりたい」

県は4日、芸能活動50周年を迎えた新潟市出身の歌手、小林幸子さん(59)への県民栄誉賞の表彰式を県庁で行った。県の魅力を全国に伝え、県民のふるさと意識を高めた功績が評価された。泉田裕彦知事から賞状と記念品の皿を受け取った小林さんは「(受賞を)励みにできる限り新潟の力になりたい」と感謝の言葉を述べ、泉田知事は「中越地震の被災地復興の希望の道しるべにもなった」とたたえた。

◆ふるさとの励まし

小林さんは昭和39年、10歳の時、「ウソツキ鴎(かもめ)」でデビュー、「美空ひばりの再来」「天才少女歌手」と呼ばれた。だが、ヒット曲に恵まれず、地方回りやキャバレーで歌うなど苦労を重ねたが、54年に「おもいで酒」で日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞。その後は「もしかして」「とまり木」「雪椿」などがヒットした。

小林さんはその軌跡を振り返りながら、「何度も挫折しかけたが、そのたびに古里の皆さんが『まだ帰ってくるな、頑張れ』と、励ましてくれたおかげで50周年につながった」と感謝した。

◆復興支援も取り組む

平成16年の中越地震後には被災地を慰問して回り、応援歌となる「越後絶唱」で勇気を与えるなど、復興支援にも取り組んできた。18年には、旧山古志村(現長岡市)に「小林幸子田」と名付けた水田を作り、毎年のように通って田植えと稲刈りを実施。「被災地の皆さんが毎年毎年元気になる姿をみるのが楽しみ」と語る一方、「新潟のコメは世界にも誇れる。国内農業の発信力を高めることにも協力したい」と、“農業活性化”の一助を担う決意もみせた。

事務所の「お家騒動」もあり、今年も紅白歌合戦の出場を逃したが「受賞をバネに日本の歌を歌い続けたい」とした。

県民栄誉賞はスポーツ、芸術、文化などで顕著な功績のあった県関係者に贈られるもので、これまで、水泳の中村真衣さん、歌手の三波春夫さん、日本文理高校野球部が受賞している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131205-00000076-san-l15

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