いよいよ冬本番。日ごとに寒さが増し、空気の乾燥が進むこれからの季節、“ガサガサ唇”にお悩みの方も多いはず。
唇は他の皮膚に比べて、角層が薄い上に皮脂腺がないためバリア機能が低く、とてもデリケートなパーツ。さらに、食品や化粧品、紫外線、外気といった物理的刺激の影響も受けやすいため、注意しないとすぐに荒れてしまいます。
唇の荒れがなかなか治らないとお悩みの場合、日常のちょっとした習慣が原因で唇の荒れや乾燥を加速させてしまっているかもしれません。今回はそんなNG習慣6つをご紹介します。
■唇の荒れを加速させるNG習慣
(1)唇をなめるクセがある
唇をなめて湿らせると潤ったような気がしますが、すぐに水分が蒸発し、余計に乾燥してしまいます。
(2)めくれた皮をつい手でむいてしまう
めくれた皮を無理にむくと、ひび割れや炎症を起こして悪化してしまう場合もあります。
(3)ペットボトル飲料を持ち歩いてよく飲んでいる
こまめな水分補給は美容や健康のために大切ですが、そのたびにリップクリームが取れてしまうという落とし穴も。飲んだ後にタオルやナプキンでゴシゴシ口を拭くのも、唇にはダメージになります。
(4)エアコンの風が当たる場所に長時間いる
唇に風が直接触れることで水分が奪われ、乾燥が進行します。
(5)唇に押し付けるようにリップクリームを塗っている
固形のリップクリームを唇に強く押し付けて引っ張るように塗ると、摩擦となって唇にダメージを与えてしまいます。
(6)酸味や辛味の強い食べ物をよく食べる
飲食物に含まれる酸や香辛料が原因で、唇にヒリヒリ感や赤みが出ることもあります。
■綿棒を活用して唇ケアを
上記のNG項目に当てはまる数が多い人ほど要注意。日常生活では唇をなめすぎない、拭きすぎない、手で皮を無理にむかない、リップクリームはやさしく塗るといった点に気をつけましょう。
また、唇の荒れがひどい場合は、刺激の少ないワセリン(ヴァセリン『オリジナル ピュアスキンジェリー』など)や、医薬品のリップクリーム(ユースキン『メディリップ』など)でケアするのがおすすめ。綿棒に取って唇にのせるようにつけると、摩擦によるダメージも防げます。
「冬だからガサガサになっても仕方がない」とあきらめず、日常生活での注意点や正しいケア方法を知って、うるぷるの唇を手に入れましょう!
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