県立武道館の基本構想検討会議の第7回会合が29日、新潟市内で開かれ、建設候補地について評価した。次回、12月中旬の会議で、報告書をまとめ、候補地案を決める。候補地には新潟、燕、加茂、上越、南魚沼の5市が名乗りを上げている。
県によると、この日は社会性などの大項目、コストなどの中項目、交通アクセスなどの小項目に分け、どの自治体が妥当かを評価。さらに各委員が候補地の提案内容を踏まえ、独自の基準で評価した。
機能や規模については、メーンの大道場は柔剣道コート6面・観客席1千席程度の案が9月に決まった後、県立武道館建設促進連絡協議会から、大規模の建設の要望を受けたが、修正しなかった。