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BRT導入 新潟市長が議会で説明 市議から慎重論相次ぐ

新潟市が平成27年夏前ごろの導入を目指すBRT(バス高速輸送システム)について、篠田昭市長は25日、市議会の全員協議会で、連節バスの走行基準の修正点や、市民説明会の反応などを説明した。市は12月定例議会で「連節バス製造請負契約議案」の提出を予定しているが、市議から「市民の冷静な声を集める必要がある」などと慎重論が相次いだ。

■乗り換え距離30メートルに短縮

市は4月からBRTの必要性や計画内容の説明会を行っており、10月末現在で、約80回のべ参加者約3200人を超えたという。全長18メートルの連節バスの試乗会も8、9月と今月に行った。現在も説明会を継続中で、篠田市長は「できるだけ多くの市民が理解できるよう努めてきた」と述べた。

市民の意見を参考に、第1期ルートのJR新潟駅(新潟市中央区)-青山(同西区)で、現状では積雪時の除雪車の出動基準として5センチ以上、10センチ以上など3つが混在しているが、5センチ以上に統一。青山での一般バスとの乗り換え距離も当初予定していた約90メートルから約30メートルに短縮し、スムーズな乗り換えが可能とした。

連節バスの購入価格は予算案は1台約1億2千万円だが、外国製のため、為替状況や今月27日に行われる一般競争入札結果によっては1億円以下の落札も想定されるとし、篠田市長は「国から約5割程度の支援があるので、市の負担は一般バス2台分の購入価格と同程度になるのでは」と述べ、負担軽減をアピールした。

■来月2日に入札結果報告

一方、市議からは、市民アンケートについて「市民の理解を広げた上で行うべきではないか」(山際敦氏、民主にいがた)、「私が聞く中では、連節バス購入の必要がないという声が圧倒的。もう少し冷静な声を集める必要があるのでは」(小泉仲之氏、市民連合)などと慎重な意見が上がった。篠田市長は12月2日の全員協議会で、入札結果などを報告する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131126-00000013-san-l15

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