SNS「mixi」は利用者同士で所持品の売買ができるフリーマーケットサービス「mixiマイ取引」のiOS向けアプリケーションを公開した。無料でダウンロードでき、対応OSはiOS 7.0以降。Android版も今後公開予定だ。
mixiマイ取引は2013年7月にパソコン、スマートフォン向けにWebサイト版がサービスを開始。利用者数は11月時点で12万人で、順調に増えているという。今回iOS向けアプリがダウンロード可能になり、より使いやすくなった。
iPhoneなどを使って、その場で所持品の写真を撮影してすぐに出品したり、欲しい品物を手軽に検索、購入したりできる。
mixiでは、SNS上で同じアーティストのコミュニティに所属している利用者同士がチケットの売り買いをする、といった使い方を見込んでおり、実際チケット専用のカテゴリーも用意している。
売り手は買い手のmixi上のプロフィールを確認でき、1つの商品に複数の買い手がついた場合は、最も譲りたい人を選べる。
決済システムはmixiが用意する。買い手がmixiに代金を振り込むと、売り手に通知が届く。通知を確認した売り手が商品を発送し、受け取った買い手がそのことをmixiに通知すると、売り手に代金が渡る。支払い方法はクレジットカード。代金の受け取りは銀行口座で行える。
iOSアプリ版でもWebサイト版と同じく、売り手が出品する際に費用はかからない。ただし商品が売れると銀行口座への入金時に105円の振込手数料が差し引かれる。買い手は1000円未満の商品を購入した場合に42円のシステム利用料を追加で支払う。1000円以上の商品を購入した場合は、同様に代金の4.2%相当を追加で支払う。
(植木 皓=ニューズフロント)
http://news.goo.ne.jp/article/niftybusiness/life/education/niftybusiness-bm-52240.html