■ はじめに
複雑に連動して顔の表情を作る眼輪筋や口輪筋などの表情筋は30、或いは50種類あると言われていますが、全体の7割は殆ど使われていないそうです。そこで、場所を選ばす、特別な器具も必要ない、誰でもどこでも○○しながら簡単に出来る、実際、筆者が行っている表情筋のトレーニング「顔ヨガ」をご紹介したいと思います。
■ ポイント1:目の周りの筋肉(眼輪筋)を鍛えましょう
まず、左右の指を目の下から優しく滑らせ、シワを延ばす感覚でそのまま目じりで留めます。目の周りの筋肉を意識して締める感じ、緩める感じで10回繰り返します。次に、両瞼を閉じたまま左右の人差し指で瞼の上を軽く押し上げ、これも締める感じ、緩める感じで10回繰り返します。いずれも朝夕、3セットずつ行うようにしましょう。特に気になる目じりの小じわ、瞼のたるみ、くまなどが解消され、お化粧栄えのするワントーンアップの顔を作るトレーニングです。
■ ポイント2:頬の周りの筋肉(頬筋)を鍛えましょう
大きく息を吸い込み、膨らんだ頬を左右に動かします。顔の正面でリラックスしながら、ゆっくり息を吐いていきます。これを10回繰り返します。次に頬の下を左右の指で軽く押し上げ、微笑む、元に戻すの動きを繰り返します。これも10回です。それぞれ3セットずつ、朝夕行うようにして下さい。深く刻まれたホウレイ線も、少しずつ改善していきます。女性に大敵の老け顔予防のトレーニングです。
■ ポイント3:口の周りの筋肉(口輪筋)を鍛えましょう
口を閉じたまま、頭だけを後ろに倒します。首がまっすぐに伸びている感覚を意識して下さい。次に微笑み、口を思いっきり、キスするように尖らせます。口を閉めて、頭の位置を正常に戻します。これを10回繰り返します。そして顔を横にし、そのまま上を見上げます。耳の方へ付ける感覚で、微笑み、思いっきり口角を上げたまま、1から10数えます。その後、頭の位置を元に戻します。これを左右交互に10回繰り返します。朝夕3セット行う様にして下さい。いずれも、顔のたるみや二重あごが解消され、見た目年齢を若くするトレーニングです。
■ ポイント4:どうしても時間が無い場合は…
まず、舌を思いっきり外に出します。そのまま、ぐーんと顎に付ける意識で舌を下部に伸ばします。次は鼻先に付ける意識で上へ伸ばします。これを交互に10回繰り返します。それぞれ朝夕3セット行うようにして下さい。小顔作りに効果が期待出来るトレーニングです。
■ 日頃から意識したい大事な事
前向きな気持ちで、笑顔をいつも絶やさない毎日を過ごすのは、容易な事ではありませんよね。それでも、大人可愛いの未来に繋がると思えば、どんな時でも笑顔になれるのではないでしょうか。
■ おわりに
顔ヨガは筋肉の部分を特別に意識し、尚且つ、神経を集中する事が求められます。動かしている部分が熱く感じるようでしたら、トレーニングが正しく行われている証拠です。ローマは一日にして成らず、美しさもしかりです。3日坊主で終わらせないコツは、音楽を聴きながら、好きなビデオを観ながら、兎に角、楽しみながら行う事です。筆者は、1ヶ月位でホウレイ線が薄くなりましたよ。
(著：nanapiユーザー・筋肉少女 編集：nanapi編集部 写真：PresenPic)
http://news.goo.ne.jp/article/nanapi/life/nanapi-00006076.html
