長岡市川口牛ヶ島の能満寺万覚院で28日、燃やした護摩木の残り火の上をはだしで歩く「火渡り修行」が行われた。
五穀豊穣(ほうじょう)への感謝と心願成就を祈念しようと毎年行われ、26回目の今年は修験者や県内外の参詣者約100人が参加。煩悩を焼き尽くすために積み上げたまきに山伏が火をつけると、参詣者は願いを込めた護摩木を投げ入れて祈願した。
また、丸山亮浄副住職(49)が、煮立った大釜に入る「熱湯釜入りの行」を披露すると=写真=、参詣者から拍手がわき起こった。刀を振りかざした山伏が次々と素足で炎の立った道を渡り、参詣者も熱さを我慢しながら火の上を歩いた。
家内安全と商売繁盛を願ったという同市東川口、運送業森山文夫さん(63)は「毎年この儀式を通して気持ちを新たにできる」と話していた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20131028-OYT8T01431.htm










