ダイエットを考える女性は多いですよね。運動したり、食事制限をしたりしてもなぜか体重が減らない……こんなお悩みを抱える人も多いのでは?
そこで今回は、デブになる意外な原因11個のうち、4つの原因をお伝えしていきます。
■4:睡眠不足は美容の大敵
2007年に行われた調査によれば、睡眠不足の人は肥満のリスクが高くなります。同調査によれば、十分な休息がとれないと、ホルモンのバランスが崩れて、耐糖能異常といった生活習慣病や、糖尿病の前兆のような症状を引き起こすとのこと。
さらに、2009年に発表された研究で、睡眠不足は、空腹感に拍車をかけるうえ、倦怠感による運動不足ももたらすので、どんどん体重増加につながることも明らかになっています。
あなたがいくらダイエットしても痩せられないのも、もしかしたら睡眠不足が原因かも!?
■5:扁桃腺の切除で食欲が増加?
扁桃腺の切除は、扁桃腺のために高熱が出やすい人向けの治療法ですが、セントルイス大学の研究では、この治療を受けた子どもは、手術後に体重や肥満度(BMI)が増加しやすいことが明らかになっています。
BMIに関しては、手術後の7年間で5.5%~8.2%の上昇がみられたそうです。扁桃腺を切除すると、扁桃腺を原因とするさまざまな健康問題が緩和されて、食欲が増すのが原因ではないかと研究者らは話しています。
もちろん、扁桃腺の切除でヘルシーになれるのはいいことですが、食欲がおさえきれなくて食べ過ぎ……ということにならないように注意しなければなりませんね。
■6:夜間は早めの消灯が吉
夜間に電気を点けっぱなしにすると、太ってしまう可能性があるそうです。
マウスを用いた実験で、夜間に薄明かりを浴び続けたマウスと、暗闇のなかで過ごしたマウスの比較を行いました。すると、食事の量や運動量は同じであるにもかかわらず、光を浴び続けたほうのマウスは、暗闇で過ごしたマウスよりも8週間で50%も体重が増加したそうです。
研究者らは、人間でも同じことが言えるかもしれないと述べています。上でお伝えしたとおり、睡眠不足も太る原因になりうるので、美容のためには早めの消灯がオススメです。
■7:高齢出産で子どもが肥満に?
これまでに多くの研究で、母親の年齢が高いほうが、肥満の子どもが生まれやすいことが明らかになっています。
たとえば、2007年に発表された研究によれば、30歳以上の女性から生まれた子どもは、25歳以下の女性から生まれた子どもよりも、2.6%~2.8%太っているのだそうです。
また、9・10歳の女の子を対象にした別の研究では、母親の出産年齢が35歳以上だと、出産年齢21歳以下の場合とくらべて、肥満率が高いということもわかっています。
今回はデブになる意外な原因を4つお届けしましたがいかがでしたか? ダイエットしてるのになかなか痩せない方は、これらが原因かもしれません。