夏物の衣類をしまい、半年ぶりに秋冬物を出す「秋の衣がえ」。「あさイチアンケート」、そして街で、衣がえについて質問してみると、「黄ばみ」「虫食い」「ニオイ」「シワ」に悩む人が多いことが判明。そこで、今回はこの“四大悩み”を一挙に解決すべく、「黄ばみとニオイを防ぐ洗濯法」や、「防虫剤の効果的な使い方」、「シワの簡単な取り方」などのスゴ技を紹介しました。
■日傘と帽子のお手入れ
猛暑が続いた今年の夏に活躍した日傘と帽子。街で尋ねると、「お手入れ法がわからないので、そのまましまう」という声が聞かれました。でも、手入れせずにしまうと、日傘は折り目に沿って汚れがしみ込んだり、帽子は黄ばんでしまったりします。そこで、洗剤メーカーの主任研究員、弦巻和さんに、日傘と帽子のお手入れ法を教わりました。
日傘は、綿や麻などデリケートな素材が多いので、おしゃれ着用の中性洗剤で洗うのがオススメ。表示にしたがって手洗いの濃度に薄めたあと、スポンジでたたくように洗います。ブラシでこすると、けばだってしまうので避けます。すすぎはシャワーをサッとかければOK。骨の間の水分は丁寧に拭き取らないと、サビの原因になります。最後は陰干し。ぬれたまま直射日光にあてると、生地が傷んだり、色があせてしまうので、要注意です。帽子は、洗濯機マークか手洗いマークがついているものは、家で洗えます。まず、一番汚れやすい内側のふちに中性洗剤を原液のままつけて、なじませます。汚れがひどい場合は、歯ブラシでこすって落とします。型崩れしないように帽子と同じ大きさのざるにかぶせ、そのまま、手洗い濃度に薄めた中性洗剤に沈めて、スポンジで洗います。水を2~3回変えてすすぎ、そのあと、洗濯のりを溶いた水に3分ほど浸すと、さらに型崩れ防止になります。あとは、ざるにかぶせたまま、風通しのよい場所で陰干し。しまうときもざるにかぶせたまま、風通しのよい不織布などに包むのがオススメです。
<取材協力>
弦巻和さん(花王株式会社 生活研究センター 主任研究員)
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