1.自分のために時間を使おう
ダイエットがうまくいった人のお姿を振り返ると、人がどうこうというお話が出てきません。「こうやったら変わってきた」「こんなことが変わってきた」と、ご自身の変化をしっかりキャッチし、お話しされます。
人間関係のトラブルや、人から言われて気になった言葉、過去の失敗。気づけば嫌なことで頭の中がいっぱいになること、ありますよね。むしゃくしゃしているうちに、衝動的に食べて自己嫌悪することも・・・。
もちろん、そんな嫌なことは早く割り切れたら幸せ。それでも不思議なもので、人は解決しない嫌なことを考えて時間を使ってしまうものです。
「人に気を取られやすいかも」そんな自覚がある人は、嫌な気持ちになる考え事をしていると気がついた時が、変化のチャンス!そんな時は運動をしてみましょう。
運動はリフレッシュ効果があり、気分転換のスイッチでもあります。平日手軽にできる脂肪を燃やす運動は、歩くこと。スタイルアップに繋がる運動は、フロアーエクササイズ(筋トレ)。ストレッチは筋肉のコンディションを整えます。運動をすることで、嫌なことを振り切って自分のための有意義な時間を増やす。思い出した時、ぜひお試しくださいね。ダイエットのための運動が義務ではなくなりますよ。
2.伸びかかったペディキュアはすぐにオフ
伸びかかったペディキュアを目にするたび、テンションは下がるもの。それは、気づかないうちに「私はだらしない」なんてフレーズを頭の中で繰り返すきっかけにもなり、ダイエットにまで「どうせ私はだらしないから」というマイナスな感情をもたらしてしまう場合も。気になった時はすぐにオフする、塗り直す、サロンの予約をするなど、お手入れに取り掛かりましょう。気分の良い時間が増え、清潔感もあがり一石二鳥。学校や職場などすぐに変えられない環境より、自分に密接な環境こそ整えて、気分ごとシェイプアップ。
3.日常のお手入れで女子力もやる気もアップ
ペディキュア同様、ムダ毛やヘアカラー、これからの季節で言えばお洋服の毛玉など、気になってはいるけれど、ついそのままにしがちなことにひと手間入れて、気分を上げましょう。「脚が細くなったらムダ毛を処理する」という人もいらっしゃいますが、それはムダ毛がある間「私は足が太い」「だらしない」と言い続けるのと一緒。他人から何度も太っていると言われたら明らかに不愉快ですが、気づかないうちに自分にテンションを下げる言葉をかけていることもあります。また元気がない時、日常のお手入れはおろそかになりがち。心に元気を与えるきっかけにもなるお手入れから、痩せる元気を補いましょう。
4.自己責任でダイエットをしよう
「人がいるから食べた」「人のせいで食べた」「会社のせいで」なんて言いたい日もあるでしょう。しかし、二人羽織のように口に詰め込まれたわけでもないし、結局最後は自分自身の問題なのです。ダイエットがスムーズに進む人は、やはりここでも他人の話がほとんど出てきません。ご自身の課題をあっさり受け入れ、どう対処し改善するか考えることが出来るのです。身体にも影響するストレスの問題に対してさえも、変化を楽しんでいるようにも見えます。人間関係は人間関係、ダイエットはダイエット。分けて考えることで、ダイエットには影響を及ぼさないのかもしれませんね。
苦しさを感じると、どうしても視野が狭くなりがち。そんな自分も受け入れて、「うまくいくように」今の自分に合わせてダイエットしてみませんか?
おわりに
いかがでしたか?誰のためでもない、自分のためのダイエット。耐え忍ぶだけが意志の強さではありません。自分自身と仲良くなる意志を持つことで、あなたのダイエットが以前より楽しいものになりますように。
(村上カナコ/ハウコレ)