知らないうちに進行する「緑内障」についての第2弾。眼科で定期検査を受けているから安心と思ったら、兆候を見逃してしまうことも!オススメの選択肢とは。
●「緑内障」とは?
「緑内障」は、主に目の眼球の形を保つ圧力=「眼圧」が高くなる事で視神経が傷つき、徐々に視野が失われていく目の病気です。
40歳以上の20人に1人の割合で発症する緑内障は、日本人の中途失明率が第1位。患者の約9割の人が自覚症状が無いと言われています。
●コンタクトレンズ処方の為の検査
コンタクトレンズの処方に必要な検査は、視力と眼球の表面にキズが無いのかなどを確認する内容です。検査を受ける医療機関によって、内容は様々です。眼圧検査を取り入れているところもありますが、本格的な緑内障の検査には不十分です。
●「眼科ドック」とは?
緑内障を含め、目の疾患を早期に発見するための検査。内容は、「視力」、「眼底」、「眼圧」、「視野」などで、医療機関によって内容と料金に違いがあるため事前の確認が必要です。
●緑内障を治すには?
現在の医療では、根本的な治療は出来ません。そのため緑内障の進行を遅らせる治療をおこないます。そのための方法は、眼圧を低く保つ事です。眼圧を下げる為、目薬による「点眼治療」が基本となります。それでも下がらない場合は、レーザー治療や手術等を行うことがあります。
NHK「チョイス」2013年09月21日(土)放送分
http://news.goo.ne.jp/article/choice/life/medical/choice-20130921-c-001.html