JR東日本と西日本は再来年春に長野から金沢まで延伸する北陸新幹線の列車名を「かがやき」、「はくたか」「つるぎ」、「あさま」の4つに決めたと発表しました。これは、10日、JR東日本の冨田哲郎社長らが記者会見して明らかにしました。
それによりますと▼東京と金沢を直通で結ぶ列車のうち主な駅に停車するタイプは「かがやき」、▼ほとんどの駅に停車するタイプは「はくたか」、また、▼富山と金沢を往復するシャトルタイプは「つるぎ」、▼現在の長野新幹線と同じ東京と長野を結ぶタイプは「あさま」とするとしています。
理由について、JR東日本と西日本は、4つの名前は公募で寄せられたおよそ14万5000件のうちいずれも上位だったことに加え、▼「かがやき」はスピード感と明るい未来をイメージしたこと、▼「はくたか」、「つるぎ」、「あさま」はかつて走っていたり現在運行したりしている特急列車や新幹線の名前として地元に親しまれているためだとしています。
冨田社長は「地域になじみのある新幹線にふさわしい名前となり沿線の方に喜んでもらえると思う。この新幹線が北陸と首都圏と結ぶ大動脈として、地域の発展・元気につながるよう願っている」と述べました。
JR東日本などでは来年末までに停車駅や詳しいダイヤなどを発表することにしています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035178421.html?t=1381450098924