製造業が盛んな三条市で、地元で作られた道具を使って、市民がスポーツ感覚でごみを拾う催しが行われました。
この催しは、三条市の金属加工メーカーが製造したゴミ拾い用のトングを使って、ゴミを拾いながら環境の美化につなげようと、三条市が去年から行っているもので、5日は、地元の親子連れなどおよそ110人が参加しました。
ごみ拾いでは、たばこの吸い殻や空き缶、それにペットボトルなどにそれぞれポイントが定められていて、参加者らはこれらの合計ポイントを競うことで、スポーツ感覚でごみ拾いができるようになっています。
参加者らは、1チーム4人以内に分かれて、商店街や用水路に落ちているごみを拾いながら、その量を競っていました。
1時間の制限時間内に集められたごみは98キロにも上り、去年より5キロ多かったということです。参加した10歳の男の子は「たばこや空き瓶をたくさん拾いました。ごみ拾いはおもしろかったです」と話していました。
また、19歳の女性は、「体を動かしながらごみを拾ったので爽快感がありました」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034912981.html