「ぼうさい甲子園（１・１７防災未来賞）」（毎日新聞社、兵庫県、ひょうご震災記念２１世紀研究機構主催）の事務局を務めるＮＰＯ法人「さくらネット」（兵庫県西宮市）の河田のどかさん（２６）が５日、東京で開かれた「防災教育交流フォーラム」でぼうさい甲子園について発表した。「防災教育に取り組む子どもや先生が互いに刺激を受ける機会にしたい」と話した。
学校や地域の優れた防災教育・活動を顕彰するぼうさい甲子園は０４年度、阪神大震災１０年を機に小中学生を対象に始まった。翌年度から高校生と大学生も加えた。さくらネットは２０１１年度から事務局を担う。
河田さんはこの日、ぼうさい甲子園の概要などを説明。昨年度、岩手県宮古市立鍬ケ崎（くわがさき）小がグランプリを取ったことを紹介し、「東北では『３・１１』の体験を基に防災教育を見直す学校も増えている」と話した。
防災教育のために活動する団体などが意見交換をする防災教育交流フォーラムは内閣府などの主催。【後藤豪】
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/education/20131006k0000m040092000c.html
