■ はじめに
香水を再利用するわけではなく、「すぐに捨てたい!」というときがあるかもしれません。今回は筆者がおすすめする香水の捨て方をご紹介いたします。
■ 捨てるタイミングの見極め方
開封後1年が過ぎたものは捨てるのがベストと、デパートの美容部員に聞きました。理由は香りの変化、香水の酸化による肌へのトラブルの可能性があるからだそうです。1年が過ぎていなくても、変色してしまったものは捨てたほうが良いそうです。
■ 捨てる時に必要なもの
・古新聞紙(なければティッシュ)
・ペットボトル、または牛乳パックなど液体を入れられるもの
■ 手順
◎ STEP1:ペットボトルを半分に切る
ペットボトルを半分に切ってください。ちょうど真ん中の凹んでいるところを切ると切りやすいです。使用するのは切った下の部分です。
◎ STEP2:切った容器に古新聞紙を詰める
切った容器の中に古新聞紙を詰め込んでください。容器からはみ出しすぎない程度にできるだけしっかりと詰め込みます。
◎ STEP3:古新聞紙に香水を染み込ませる
新聞紙には消臭効果がありますので、香水を捨てるときに多少は匂い防止になります。容器から香水が溢れないように注意しながら、ゆっくりと染み込ませてください。
◎ STEP4:染み込みきれなかった香水があれば古新聞紙を追加
古新聞紙は吸水が悪く、染み込みきれなかった香水が多少底に溜まってしまいます。ペットボトルを使用することで、溜まった香水の量が確認できますので、溜まっていた場合は上から古新聞紙を追加してください。ペットボトルの代わりに牛乳パックでも可能ですが、透明ではないので溜まった香水の量が確認しにくいです。
◎ STEP5:分別して捨てる
・香水瓶、ペットボトル→燃えないゴミ
・古新聞紙→燃えるゴミ
香水を染み込ませた古新聞紙はビニール袋に包むとより匂いを抑えられます。分別は各地域のルールに従ってください。
■ 香水を捨てるときに注意する3つのこと
◎ 1:中身が入った瓶のまま捨てない
中身が入った状態の瓶で捨ててしまうと、ゴミ収集の際に瓶が割れてしまい、あたり一面に匂いが広がってしまう場合があります。必ず瓶と中身はわけましょう。
◎ 2:香水をトイレに流さない
お手軽だと思ってトイレに流すと、しばらくの間はトイレ内に香水の匂いが充満してしまいます。
◎ 3:換気が十分されている部屋で処分する
香水は匂いがキツイです。処分するときは換気をよくするか、野外で行いましょう。また、こぼしてカーペットやたたみに匂いがついてはいけないので、処分するときは床にビニール、その上から古新聞紙やタオルを置きましょう。
■ おわりに
いかがでしたか?用意するものは、わざわざ買わなくても家庭にあるものばかりだと思います。お手軽に香水を捨てることができるので、香水を捨てる際にはお試しください。
http://news.goo.ne.jp/article/nanapi/life/medical/nanapi-00005928.html