稲刈りが本格化する中、23日、阿賀野市と新潟市で新米のコシヒカリが相次いで盗まれているのが見つかり、警察は窃盗事件として捜査しています。
23日午前9時ごろ、阿賀野市小河原で、71歳の農業の男性がコシヒカリを収穫しようと田んぼを訪れたところ、すでに稲が刈り取られているのを見つけ警察に通報しました。警察によりますと、コシヒカリおよそ1トン分、27万円相当が何者かに刈り取られていたということです。
また、新潟市西蒲区山口新田では69歳の農業の男性が作業小屋に保管していた新米のコシヒカリが無くなっているのに気づき、警察に通報しました。警察によりますと、小屋には収穫したばかりのコシヒカリの玄米12袋が保管してありましたが、このうちの2袋、合わせて60キロの1万4000円相当が無くなっていたということです。男性は、小屋にカギをかけないまま農作業に出ていたということで警察は窃盗事件として捜査しています。新潟市西蒲区では19日にも収穫したばかりのコメが盗まれる被害が出ていることから警察はコメの管理を徹底するなど注意を呼び掛けています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034739741.html