新潟県は、収穫の時期を迎えているコシヒカリについて、台風18号による大雨の影響で稲が倒れた地域があり、全体としては収穫が遅れ気味になっているとして、なるべく早く収穫するよう呼びかけています。
新潟県が17日に行った調査によりますと、県内では、コシヒカリの収穫が現在、2割程度進んでいます。
しかし、16日の台風18号による大雨の影響などで、稲が倒れている地域が多く、全体としては、収穫が遅れ気味になっているということです。
このため、県は、収穫時期を迎えた田んぼではなるべく早く収穫するよう呼びかけています。
具体的には、▼今回の大雨で稲が倒れた田んぼでは、排水に努め、刈り遅れが無いよう注意するとともに、▼稲が倒れると、もみの水分量にばらつきが出るため、収穫したあとに、コメを乾燥させる場合は急激に、乾燥させないよう呼びかけています。
さらに、県は、連日の雨で、田んぼが柔らかくなっているとして収穫の際の事故にも十分注意するよう呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035194671.html