秋の行楽シーズンを迎え、村上市の三面川では、流れをせき止めて仕掛けた「やな」で、あゆをつかまえる「やな場」が家族連れなどでにぎわっています。
村上市布部の三面川では、地元の漁協が、産卵のため下流に向かうあゆを、川に仕掛けた竹製の「やな」でつかまえる「やな場」を設けています。
14日は、家族連れなどが訪れ、「やな場」にかかる体長20センチ前後のあゆを手づかみでつかまえていました。
つかまえたあゆは、川辺でそのまま炭火で焼いて、食べることができます。
地元の漁協によりますと、ことしは猛暑の影響で水温が高く産卵のため川を下るあゆがまだ少ないということですが、秋が深まるにつれてこれから増え、1日で、300匹から1000匹くらいかかるようになるということです。
三面川鮎産漁協の佐藤忠寛さんは「ことしは梅雨が長かったので、上流にはまだたくさんのあゆが残っていて、これからも十分楽しめます」と話していました。
三面川の「やな場」は10月20日まで営業されます。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034309111.html